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カウンセリングを受けるには、最低でも数回は通う必要があります。もちろん、一回だけのカウンセリングであっという間に悩みが解決するということもあるでしょう。しかし、自分の悩みのどこに問題があるのかを理解するためには、やはりある程度の時間が必要と考えられます。カウンセラー側にしても、クライアントの話が情報のすべてですから、情報不足の状態では適切なアドバイスを与えることができないのです。カウンセリングを受けることで悩みが解決できるように、何らかの努力をしなければならないということです。
歴史モノ+サイコミステリ。「聖アントニウスの殺人」革命直前のパリで起こった幼女連続殺人事件を追うというサイコミステリです。コバルト文庫で少女小説を書いていた頃から藤本ひとみさんファンで追いかけてきた今でもファンなわたくしですが、流石にこれば苦言を呈せざるを得ない。犯人が10ページでわかるやないかぁー!!!藤本先生のサイコミステリシリーズに、現代を舞台にした三部作があり、これはなかなかの名作なのですが、1作目以降は「実はこいつだった!」という犯人の方向性が早い時期にわかってしまうという問題点がありました。このシリーズと犯人のもっていきかたも全く同じ。これはかなりがっかりです。いやいやサイコミステリだから。サイコだから。犯罪にいたる心理を追うものだから、という逃げ道はあるのですが、現代モノ3部作では確かにそれで通じた。途中でわかっていても面白かった。だが、この作品には新しい試みが無かったのが一番痛いところです。歴史上の人物を探偵役として使ったり、その少年と刑事の友情などもあるのですがいかんせん描写不足。面白いキャラクターなだけに、非常にもったいない作品。ですが、前述の通り、ファンは逆にアレだけど、初見の人には十分面白いのではないかと思われる作品ではあります。まぁ、でもこれ読むくらいだったら鑑定医シャルルシリーズを強くお勧めします。ファンであるからこその苦言とご理解下さい。